- 強いグラウンダーのボールができない
- 密集したところでのドリブルからのワンツーをしたい
- 上手くアウトサイドで蹴れない。蹴り方を教えて!
一般的にサッカーを始めたころの初心者が「キックがうまく蹴れない」「結局何から始めればいいの?」と最初の一歩で挫折してしまうケースは非常に多いです。
私はサッカーコーチとして都道府県クラスのトレセン、J下部組織など、たくさんの選手を見てきました。しかしその間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしている選手たちを見てきました。
そこでこの記事では、初心者でも迷わずに努力さえすれば「キックが上手になったと感じることができる」を目指せるよう『サッカーのキックの基本』となるインパクトの仕方から上手くなるコツまでまとめて解説します。
この記事を読めば「ゼロからサッカーを始める初心者が思ったようにキックを蹴れるようになるまでに本当に必要な手順」が全て分かります。
すでにサッカーを始めていて「うまくいかずに悩んでいる」「さらに上手になりたい」と考えている場合は以下から読むことをオススメします。
»アウトサイドグラウンダーの蹴り方【5つのコツ】】
アウトサイドグラウンダーはどんな場面で使うの?
アウトサイドグラウンダーを試合で使う場面は次のような場面です。
- 密集地帯で小さな動作でワンツーで突破する
- 相手を引き付けてからコンパクトなモーションでパス
- ドリブルした状態でパス
など様々な場面で使います。
同じ体勢からパスを出せるので相手に読まれにくいパスです。
同じ姿勢で横、斜めに蹴れるので相手にとって読みにくく反応しにくいパスです。
アウトサイドグラウンダーの蹴り方【5つのコツ】
アウトサイドグラウンダーは足の外側で蹴るキック。
足の外側からの広い面を上手に使いながら蹴ります。
軸足の位置

軸足の位置ですが、「軸足はボールの斜め後ろ、ボールの内側から足を少し回すように蹴る」というのが基本です。
インパクトの瞬間に足首をしっかり固定しましょう
インパクトの場所

インパクトの場所は、「ボールの中心から45度斜め下、テニスボール1個分くらいを蹴ると強いパスが蹴れます」足のインパクトの場所は、「小指の付け根から人差し指日本分くらい上から足の甲を使うといいでしょう」となります。
足首を内側に曲げしっかり固定
蹴り方

助走はボールの斜め後ろ、膝から下を素早く降ること、足首をしっかり固定することで、ボールが滑るように転がっていきます。
足首がぐらついているとキックミスになるので、しっかり固定しましょう。
身体の使い方
ボールの斜め後ろから助走をスタート。小指が地面を擦るイメージでフォロースルー
膝から下をいかに使うかがポイント
上手く蹴れるようになるコツ
軸足、ボールのインパクトの位置、足の蹴るポイントに注意しながら蹴るといいですよ。
軸足はボールの少し後ろ、ボールの斜めしたを足の外側全体で押し出すように蹴るとボールに力を伝えやすい。
ある元日本代表選手に聞いた話ですが、その選手はもらったスパイクをすぐに使用するのではなく、内側の皮を削ってぎりぎりの薄さにして使用していたということです。それだけ感覚を気にしていたということですよね。

アウトサイドグラウンダーの上手な選手
モドリッチ選手のアウトサイドグラウンダー
アウトサイドグラウンダーのまとめ
ここまで、「アウトサイドグラウンダー」を解説してきました。
アウトサイドグラウンダーはドリブルをしながらなど動きながら蹴れるキックなので、相手はタイミングを読みにくいキックです。
キックが上手になるにはとにかく練習をすることが大事ですが、何を気を付けて練習するのかが分かってないで練習していることが多いです。
実は、キックが上達するために必要なことを理解して練習することが大事です。
- 軸足はボールの斜め後ろ
- ボールの中心から斜め下を足の甲全体で押し出すように蹴る
- 足首をしっかり固定し、小指が地面を擦るようなイメージ